車という不便と便利

車がなくても日常生活に困らないライフスタイル

これを米国の大都会ではない中都市で、ついこの間まで実行できていたことは
むしろ。。。異常だったのかもしれない!!と今更ながら実感。

郵便ポストが徒歩で行ける範囲にないとか、コーヒーフィルターが切れたから散歩がてらちょっとそこまでとか、時刻を気にせず外のATMを使うとか、仕事の後にカフェでエネルギー補給とか、道を歩いてると顔なじみの面々に必ず会うとか、ごくごく当たり前にしてたことが、ある一定のエリアでのみの現実だったらしいという事実にうちのめされること約半年。

国際都市をめざしてる中都市の中身ってこんな感じ?そんな風にがっくりしていることにも、そろそろ飽きてきました。

そこで先日、10年ほど前に結婚と出産とマイホームを機に、北のベッドタウンコミュニティに泣く泣く引越したドイツ出身の友達と、久しぶりにメッセージ交換していたときのこと。

「カルチャーショックとしか言いようがないんだけど。どうやって乗り越えたの?」
「乗り越えてないわよ。大っ嫌いよ、こんなとこ。」

もう10年にもなるのに未だに大嫌いと即答できるほど、街の力は抜けないのか。。

「とにかく車よ。チャンスができたらすぐ車に乗ってひとときでも脱出するの」
「車ね。。。」
「そう。車は私たちのねこバス」

やけに説得力がある彼女の言葉に勇気付けられて、即実行。

まずはガソリンを入れに。

よし!と思った矢先、駐車した車とスタンドの間が空きすぎている。。苦手なバックを何度かして無事調整終了。

全部セルフサービスだから勝手がいまいちわからないとチャレンジだったりする。初回ではないから、なんとなくでは分かっているけれど、わからないことは分からないと先に言ってしまえばいい、ということでキャッシャーのお兄さんに聞く。

「ここで先にお金を渡せばいいのかしら」
「それでもいいよ」

「それでも」ってことは他の選択肢もあるわけよね?キャッシュの時は場所によっては先払いじゃないとダメって聞いたことあるんだけど、ここは「田舎」だからルールが緩いのかもと思いつつ、車に戻り欲しいガソリンのタイプのボタンを押して、やたら重いノズルを持ち上げて注入。払った分までいくとポンプが自動的に停止する。

「お兄さん、終わりました」
「そう、よかったね」
「以上?もう行っていいのかしら」
「いいよ」
「私こういうの初めてで勝手が分からなくて。ご親切にありがとう!」
「いやいや、どういたしまして」

よし、できた!と思って出ようとしたら、出口がよく分からず、後ろにいたメキシカンのおじさんを待たせるはめに。それでも皆さん優しく嫌な顔せず、せかすこともなく、ご親切にしてくださいました。

犯罪率は高いので油断は禁物だけど、このエリアは市内に比べて確かにピリピリしていないヘルプフルな男性が多いかもしれない。

今更になって車に乗るというだけのことで、こんな発見ができるのは逆にラッキーと思えました。そして確かに車って便利は便利だな、と。

ねこバス!